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敗北

十日の上、ここに何も綴らなかったのは、多分気の所為。
──と、軽く言い訳をしておいて、と。

先週、存在を知った瞬間、どうにも辛抱堪らなくなり、『世界の変なトイレ』というタイトルの、タイトル通り、世界各地の謎トイレの写真集(と、その他数冊 ←小声)をゲットした。
……そう、ワタクシのお財布に壊滅的な打撃を与えようと日々企む悪の手先、秘密結社・あまぞーんで。
その二日後、やはり、存在を知った瞬間、どうにも(以下略)、『SLUM 世界のスラム街探訪』というタイトルの、何処までもやはりタイトル通り、アジア、アフリカ、中南米の七つのスラム街を写した写真集をゲットした。
……うん。あまぞーんで。
そして、一昨日。
「こんな本出たよー、お薦めだよー」ってな、悪の秘密結社からのメールという名の使者に誑かされ、菊地秀行氏著作の『エイリアン幻想卿』という、トレジャーハンターな主人公が活躍する、ワタクシの愛する小説シリーズの最新刊を注文してしまい、それが、本日届いたばかりなのに。
どう鑑みても、ワタクシに全力でチキンレースを挑んで来ているとしか思えない悪の秘密結社よりの使者が再び舞い込んで来て、「その勝負、受けて立つ!」と握り拳を固めたのも束の間、敢えなく敗北を喫した。
『ピュリツアー賞受賞写真 "全記録"』という写真集と。
『ナショナルジオグラフィック傑作写真集 地球の瞬間』という写真集と。
『中二病超(スーパー)図鑑』という、結構受けが取れるんじゃないかなー、と期待出来た怪しい(笑)本を、うっかりポチった。

だが、後悔はしていない。多分、反省もしていない。
……だってさー、仕方ないじゃん。
確かにお財布には激しい痛手を被るけれども、寧ろ、激しい痛手を自分自身で被らせているけれども、魅力的な本達は、『図書館の天使様』が微笑んでくれている間に速攻ゲットして、My本棚に鎮座させたいというのが人情と言うものよ。
 

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