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66回目

8月6日。66回目の原爆の日。
──毎年、8月6日と8月15日は、誠に夏らしく暑い、雲一つない晴天の日になる、という印象があるよ。
66年の間には、雨天の日とてあったろうに。

当時のアメリカ空軍司令官に、原爆投下の命令が下ったのは、1945年7月25日のこと。
8月3日より数日間の間に、天候を鑑み、広島、小倉、新潟、長崎、以上四都市の何れかに原子爆弾を投下せよ、という風な命令だった。
当時の作戦行動は、現地の天候に左右されることが多かった。
66年前の8月6日、日本列島は三つの太平洋高気圧に覆われて、全国的に快晴だった。

歴史に「もしも」はないけれど。
もしも、あの年の今日、日本列島が快晴でなかったら。
もしも、マンハッタン計画に基づく世界初の原爆実験成功(1945年7月26日)が、ひと月早く、梅雨前線が北上する時期に、作戦が実行されることになっていたら。
あの年の今日は、違う歴史を刻んでいたかも知れない。
でも、あの年のあの日の広島は、「雲量、全高度を通じて10分の3以下」だった。

予報によると、今日の広島市の天気は、晴れのち曇り。

因みに、1945年8月15日の東京の天気は晴れ。最高気温は32℃。真夏日。

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