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猫の目に映るもの

イギリスの諺に、「猫の目には、全てが猫に属するものに映る」というものがあるそうな。

今日も今日とて、「一寸だけ体調がアレだから早く寝るね」と伝えて布団に潜ったワタクシの土手っ腹目掛けて、「寝てないで構いなさいよー!」と、隣室の端の方から全速力で駆け続けた勢いを殺さぬまま華麗なジャンプを決めてより、お布団上で踊り狂い、食事時には、「私にも何か食べさせてくれなきゃ夕飯食べさせない」と、おやつをひと欠片貰って満足するまで食卓のワタクシの椅子を占拠し、iPhoneでメールを打っていれば、「そんな物弄ってないで、私を(以下略)」と、家の猫様に、延々、延々、毎度の御無体を働かれたワタクシは、今宵、しみじみと、そんなイギリスの諺に共感したい心境。
古今東西の別なく、人は、猫という生き物に振り回されているのだな、人類の歴史は、猫様に振り回され続けて来た歴史でもあるのだな、とも、しみじみしたい。

ま、猫様の理屈=私が神! でしかないよなと、しみじみ溜息を吐いてみた処で、何が変わる訳でもないのだけれど。
ワタクシが猫様に勝てる訳はなく、明日も明後日も明々後日も、猫様に御無体を働かれる日々は続くんだ。
でもいい。可愛いから。
 

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