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孤独の国

末広がりな二十八日、お正月のお飾りを家の中に飾って歩き、玄関もそれっぽくした途端。
鏡餅とお正月のお花の間に、ちんまり、置物のように猫様が鎮座した。
──お猫、確かに我が家で一番偉いのはお前だが、年神様程は偉くなかろう? お前は、お正月のお飾りではなかろう?
ああ、緋毛氈代わりの布が毛塗れ…………。

閑話休題。
この年の瀬に、猛烈暗い気分に襲われる記事を読んでしまった。

孤独の国(某・朝日新社の、ニュース特集記事)

激しく鬱になるけれど、仔細は、宜しければ上記リンクから。
要するに、

(転載開始)
単身世帯の急増と同時に、日本は超高齢化と多死の時代を迎えます。「孤族」の迷宮から抜け出す道を、読者の皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
(転載終了)

って内容の特集だそうで。
……………………暗いよ、激しく暗いよ……。鬱になるよ……。
もう直ぐお正月だってのにド暗いよ、でも、この手の問題を我が身のことのように受け取る人は、私も含めて少なくない気がするよ、そこも鬱だ。

──人も生き物も、何時か必ず老いる時は来る訳で、生物的には兎も角、社会的には、人間は老いと死が必ずしも直結しない生き物だから、老いた際は、終の住処にての余生を大抵の場合は必要とする。少し前までは、三世代家族とかが当たり前で、歳を取ったら誰に面倒を見て貰えばいいんだろう、というような悩みを抱える方は、社会全体の中では少なかったのかも知れないけれど、昨今は、誰もが一度は、歳を取ったら……ってことを、本当に若い内から考えておかなきゃいけない世の中なのかも。
不景気が続いてて、働きたくても働けない人達とて少なくなくて、若くて元気で働けるのに、食べて行くのに困る、って場合も少なくはないから、余計に。

……うおお、ホントに、もう一寸でお正月だってのに、鬱過ぎる話だ……。

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