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腕が長いのがガン

一寸前から、長羽織を探している。
羽織、持ってない訳じゃないけど、ワタクシの物になった羽織は全て丈が短くて、かつての所有者な叔母上やばー様に曰く、「昔、短い丈の羽織が流行った時期があって、その時に、全部切っちゃった」とのこと。
……何で、片っ端から切ったんだよ…………。

羽織の長さというのにも流行り廃りはあって、叔母上やばー様が、片端から長い羽織の丈をぶった斬ったことがあったように、ここの処はずっと、長い丈の羽織が流行ってる。
なので、ワタクシも時勢に乗っかって、長羽織を探している。
とは言え、お誂えなんぞした日には、目の玉飛び出る金額を言われるので、既製品、若しくはリサイクル品で良い出物がないかなあ、と頑張っているのだけれども、一つ、問題が。
──ワタクシは、平均よりも少々腕が長い。
故に、着物を仕立てる際も、裄丈(袖の長さ)が長めでないと駄目で、一尺八寸ちょい=69〜70センチくらい裄がないと、実際に着付けた時、大変見栄えが悪くなる。
が、既製品やリサイクル品で最も数多いのは、裄丈が、一尺七寸ちょい=66センチ前後の物のようで、柄や素材やお値段がナイスでも、その時点で、「合いません……」ってことになってしまう。
お直し出来ますよー、って言ってくれるお店もあるにはあるけれども、そのお直し代からして渋りたくなる額だったりするので、大抵は、「又今度……」と、そそくさ、お店から逃走する結果に。

普段使い用だから、正絹でなく化繊でいいんだけどなぁ。
洗濯機に放り込んでガンガンに洗える、ポリエステル製で構わないのに。
巡り合えない。
巡り合えないわー……。

……それにしても、物凄く世知辛い話題だな、今日の日記。

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