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オール電化

急に、ふと思い出したので、何となく綴っとく。

昨今、大分世間に浸透してきたっぽい、オール電化住宅という奴。
家も、数年前にリフォームした際、オール電化にしちゃおうか、みたいな話が出はしたけれど、有事の時、電気止まったらオール電化は激しく果てしなく役立たず、との結論に達し、結局却下されたオール電化。
あれって、予想外な弊害があったんだってね。
それが何かと言えば、子供が「火」に触れない=火の扱い方も怖さも覚えない、という弊害。
言われてみて、私も、「ああ、確かに……」と漸く思い当たったことだけれども、昔と違って、今は家の中に「火」がない。
暖かい地方では、暖房とて、エアコンのみ、というお宅だって少なくはない。
その上、オール電化なぞ導入した日には、子供が日常目にする「火」は、精々が処、喫煙者が扱うライターかマッチ程度なんだろう。
それとて、ここの処の嫌煙ブームで、縮小気味で、なのに、台所からも「火」が消えたら、確かに子供は火の扱い方も怖さも覚えないやね。
それは、確かに弊害と言っていいことなんだろうなあ……。
………………今時のお子さんって、マッチを擦れるんだろうか。
マッチを擦った時に立ち上る、燐の匂いとか知ってるんだろうか。

──火と言えば。
少々気の早い話だけれども、そんなご時世に逆らって、ワタクシは、今年の冬こそ、実家から強奪してきた(正しくは譲り受けてきた)火鉢に、炭を入れようと企んでいる。
但、実家から担いできた手炙り火鉢は陶器製で、陶器製の古い火鉢は、炭入れると割れることがある、ってな話を聞いてしまったので、ちょっぴりだけ躊躇い中であるのも確か。
挙げ句、戦前から使われていたブツなので、中の灰に、昔は良く使われていた石綿(アスベスト)が混ざってたら拙いなあ……、とも思てみたりしているので、うーん……(悩)。
灰、入れ替えるかなあ。どの道、五徳や火鉢の付属品セット(火起こしだの火箸だの)は自前で調達して来ないとならないし。
爆ぜない、良い炭も探さないとだしねん。
 

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