アルジャジーラ・英語版のサイトの翻訳ページを開いてみたら、トップに、リビアに関するニュースが載ってて、そこに、リビア国民と思われる男性が、銃を掲げて何やらを叫んでいる風な写真が添えられていた。
翻訳ページと言っても、Webの無料サービスなトンでも翻訳なので、今一つ詳細は判らなかったけど。
多分、写真の男性が掲げていた銃は、AK-47──1947年式カラシニコフ自動小銃か、若しくはその亜種か、後継銃のどれかだと思う。
──AK-47は、ミハイル・カラシニコフという方が作られた、ロシア(当時はソ連)製の自動小銃。
よく、お米の国製のM-16と比較される子。
とってもとっても頑丈で、銃の中に、砂とかが入ってしまっても撃てるし(勿論、限度問題)、銃身が歪んでても撃てるし(これも、勿論限度問題)、メンテナンスしなくてもへっちゃらだから(何処までも限度問題)、扱いが大変容易で、恐ろしいことに、一寸訓練すれば子供でも撃てるとか。
頑丈故に、悪条件な環境下でもバリバリ活躍する。
要するに、そういう意味で激しく優秀で、且つ、構造が単純なので模倣し易く、コピー品が大量に出回ったりしてるもんだから安価でもあるので、恐らく、現在、地球上で最も流通してる自動小銃がこれ。
紛争地帯の映像や画像に必ず一度は登場する、世界的に有名な銃器の一つ。
カラシニコフの生みの親なカラシニコフ氏(因みに、未だご存命)は、子供の頃から機械が好きだったらしい。
子供の頃、納屋だったか何だったかに籠って、お父さん所有の銃を分解するのに熱中してたとか。
そんなカラシニコフ氏、第二次世界大戦に従軍したのを切っ掛けに、カラシニコフを開発した。
ご自身のコメントに曰く、「件の銃を開発したのは祖国を守る為であって、テロリストや紛争地帯の民間人に使われることなど想定していなかった」だそうで、「大変残念」とも仰ったらしいけれども、本当に、残念ながら現実は違う。
現に、例えばリビアの何処かで、カラシニコフの引き金は引かれているかも知れないし、アフガニスタンでもイラクでも、同様かも知れない。
カラシニコフは大量破壊兵器なのか否か、って議題を見掛けたことがあるけれど、大量破壊兵器か否かは兎も角、あの銃は最早、『貧者の核兵器』に匹敵する所まで行ってしまっているのやも知れないなあ、とは思う。
そして今日も、半世紀前に生まれ、今尚現役なあの銃は、世界の紛争地帯の何処かで、火を噴いているんだろう。
カラシニコフが作られた本来の理由は、祖国の為に。
リビア国民だろう男性があの銃を掲げていた理由も、恐らくは、祖国の為に。
なのに何故、どうしてもこうも、平和は遠いのだろうね。
隙間を縫うように
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ラベル: 日々のこと
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