発見、と言っても、めでたい話ではなく。
夕べ、盛大な構え攻撃を仕掛けてきたお猫の相手をしながら、コームでブラッシングをしていた。
家のお猫は長毛種、換毛期は言うに及ばず、普段も結構抜け毛が凄い。
姫様は尻尾もフッサラーなので例外なく解かして、が、その最中、一寸違和感を覚えた。
お猫は、尻尾やお腹には触らないで、って口なので、滅多にムギューなんてやることはないけど、たまたま、何でだったかは忘れたけれども、尻尾をムギューってした。
……お猫には、尻尾の途中に、一寸だけカギっぽくなってる所がある。
その、カギ尻尾のポコリとしてる部分が、何となく大きくなってる気がした。
──それが覚えた違和感で、んー? と思い、お猫をふん捕まえ、毛の中を見てみたら、瘡蓋が出来ていた。
それも、割に大きい瘡蓋で、お猫自身は全く気にしていないし、見るからに元気溌剌、「私はやりたい放題食べたい放題」で夕べも過ごしていたけれど、これは明らかに異常だと思い、動物病院に行ってみた。
何時もお世話になっている所は日曜がお休みなので、そこの本院──院長先生がいる方へ。
で、これこれこうで、と院長先生に訴えてみた処、どうして気付きました? と問われ、ブラッシング中に触ってみたら、何となく大きくなってる気がして、と答えたら。
途端、一寸先生の顔色が変わって、ここなんですけど、って傷口を見せてみたらもっと先生の顔色が変わって、直後に、「腫瘍ですね」と言われた。
但、細胞片を採取して病理検査に出してみないと、悪性なのか良性なのかは判らないので、判断は検査後に、とも。
で以て、その後に、もう一つ院長先生の「但……」は続き。
瘡蓋が出来てしまっているということは、既に腫瘍の自壊が始まっているということで、自壊する腫瘍というのは、悪性の可能性が高い、とも言われた。
悪性と言っても、軽いものから重たいものまであるし、尻尾に出来る腫瘍が悪性の可能性が高いか良性の可能性が高いかは、正直、猫の場合は統計が出ていないので何とも言えない、と付け加えはあったけれど。
……そういう訳で、家のお猫から、腫瘍が見付かってしまった。
気付けて良かったとは思うし、よく発見出来たね、とは言って頂けたけれども、腫瘍は腫瘍なので、如何とも……ではあるし。
お猫の腫瘍は大きいので、腫瘍の正体が何であろうと、それだけを切除というのは難しいらしい。
悪性だったら、転移の可能性も考えて、断尾しなくては命が危なくなるかも知れないし、既に転移しているかも知れないし、良性だったとしても、腫瘍の切除となると、切除した痕に皮膚移植をしなければならなくなるけれども、患部が尻尾では、周りの皮膚を引っ張ってきて……、というのも、かなり難しい、とのことで。
どう転んでも、お猫は断尾=尻尾を切らなくてはならないかも知れない。
但(これは、私曰くの「但」)、日曜にお世話になった病院よりは少々遠いけれども、日本獣医がん研究会という機関からの、獣医腫瘍科の認定を受けた獣医さんがいらっしゃる動物病院を見付けたので、そこには行ってみるつもりだし、尻尾に出来た腫瘍を、レーザーを使った手術で尻尾を残したまま切除、って例もあるらしいので(私が見付けた症例は犬だったけど)、何とかなるなら、尻尾を残したまま治療出来ないかな、と密かに願ってみたり。
……そうそう、一つ、一寸不思議なのだけれど。
お猫の尻尾のポコリがおかしい、って気付いてから、ネットで色々調べてみたり、動物病院行ってきた後も、あちこち見て歩いたりしていたら、数多く、自壊した腫瘍は(膿やら何やらの関係で)かなりの悪臭を放つ、って記載を見付けた。……のだけれども。
家のお猫のは、まっっっっ……たく臭いがしない。
……何でかしら。
自壊すると臭っちゃうのって、乳腺腫瘍とかだけなのかしら。良く判らない……。
まあ、何にせよ、命が助かってくれればいいのだけれどもね。
後、尻尾も……。
隙間を縫うように
4:16
ラベル: 猫のこと
登録:
コメントの投稿 (Atom)


0 コメント:
コメントを投稿