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丑の日

土用の丑の日だったので、鰻を喰らった今宵。
一応、季節のお約束は踏みたいの心意気です。
例え、江戸時代から続く、平賀源内と鰻屋の策略だとしても(笑)。
ま、土用の丑の日の発祥には諸説あるそうですが、通説では、平賀源内と鰻屋の策略なので、そういうことにしとく。

随分と足の遅い、厄介な台風の所為で、木曜は肌寒かった。
暑気払いに鰻! とは洒落込めないんじゃないか、ってくらいな肌寒さ。
でもやっぱり、雨の気配や匂いを含んだ空気は、明日の暑さを隠している盛夏のそれで、「夏独特の寒さだなあ……」と、一寸しみじみ。
暑いばかりで、茹だるしかなくて、「あーもー、夏めぇぇぇぇ!」な日々から夏を感じるのは当然だけど、夏休みの学校でプールを堪能した後に感じる寒さに良く似た、この季節にしかない寒さから夏を感じるのも、又、乙かな、と思うワタクシ。

──ああ、夏休みが恋しいな。
自分夏休みを定めるのは簡単だし可能だけれど、望む望まないに拘らず、「お休みだよ」と、学校から貰う夏休みはどうしたって格別で、大人になってしまった今では、もう二度と貰えないお休みだから、ないものねだりと解っていても、恋しい。

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